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インテル匠道場とは?

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Created on: Mar 26, 2009 2:34 AM by インテル匠道場 管理者 - Last Modified:  Dec 15, 2009 11:47 PM by インテル匠道場 管理者

新しいビジネス・クライアントの登場

デスクトップPC向けvPro™ テクノロジー インテル® Core™2 プロセッサー、ノートブックPC向けvPro™ テクノロジー インテル® Centrino® 2 により、ビジネス・クライアントの進化は、それまでのパフォーマンス重視の時代から、トータル・バランスとソリューションに重点をおいた時代へと劇的な変 貌を遂げました。

 

では、インテル® vPro™ テクノロジーがビジネス・クライアントにもたらした変化を具体的に見ていきましょう。ビジネス向けクライアントPCには大別して3つの機能要件がありま す。中でも「パフォーマンス」は、インテルのプロセッサーがPCに搭載されるようになった当初から、“ムーアの法則”に従って着実に向上しています。で は、ほかの2つ、「管理性」と「セキュリティー」はどうでしょう。これら2つのベクトルに関しては、プロセッサーのパフォーマンスを利用して、ソフトウェ ア的に実装するという考え方が従来からの主流だったため、ハードウェア面での具体的な進化はパフォーマンスほど見られませんでした。

 

しかし、インテル® vPro™ テクノロジーが登場したことにより状況は一変しました。既に皆様もご存知の通り、プロセッサーにおけるインテル® Core™ マイクロアーキテクチャーへの移行により、パフォーマンス追求の焦点は、『クロック・スピード』から『消費電力当たり性能』へとシフトしました。実際、プ ラットフォームの頭脳である“インテル® Core™2 Duo プロセッサー”は、マルチコア技術がもたらす高い並列処理能力と革新的な省電力技術の相乗効果により、発熱と消費電力を大幅に抑えながら、それまでのプロ セッサーよりも優れたパフォーマンスを発揮します。

 

インテル® vPro™ テクノロジーによるプラットフォームの革新はそれだけではありません。中でも“インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー (インテル® AMT) ”は、それまでのビジネスPCでは軽視されていた「運用管理性」、そして「セキュリティー」の機能を大きく拡張しました。インテル® AMTの中枢であるマネジメント・エンジンは、LANを介した管理コンソールからのコマンドに従って「インベントリー収集」や「電源制御」、システムの 「診断、修復」といった多彩なリモート操作を可能とします。また、インテル® AMTには、通信パケットや管理 / セキュリティー・エージェント・ソフトウェアの動作状況をポリシーに基づいて監視する機能も備わっています。

 

こうしたハードウェア・ベースの機能強化により、「省電力・パフォーマンス」、「管理性」、そして「セキュリティー」という3つのベクトルをバランスよく拡張したのがインテル® vPro™ テクノロジーなのです。

 

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ビジネス・クライアントの“あり方”を変えるインテル® vPro™ テクノロジー

 

インテル® vPro™ テクノロジーは、ソリューション構築に関わる人々、それを利用する人々の双方にとってビジネス・クライアントのあり方を大きく変えます。なぜなら、『対応 ソリューションと組み合わせることにより、はじめて真の価値が引き出される』ということが、インテル® vPro™ テクノロジー最大の特長だからです。

 

図2は、企業のIT部門がビジネス・クライアントの運用・管理を行う際に必要とする機能をカテゴライズしたものです。ビジネス・クライアントの役割 が企業によって異なるのと同じように、一口に『運用管理』と言っても、その内容や課題は企業によって様々です。例えば、『正確なインベントリー収集ができ ずに、思うように資産管理できない』、『単純な操作ミスにもユーザーのデスク・サイドまで赴かなければいけない』、『パッチ管理やPCの持ち出し制限に苦 慮している』という企業は少なくありません。また、最近では環境保護に対する世界的な動き、そしてCSR(企業の社会的責任)の観点からも『グリーン IT』への関心が高まっています。そうしたニーズに応えるためには、問題点を洗い出し、分析して、必要な機能を組み合わせ、最適なソリューションを構築す る必要があります。

 

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これらがインテル® vPro™ テクノロジーの登場前後でまったく異なる点です。パフォーマンスと導入コストばかりが重要視されていた時代、PCメーカーやシステム・インテグレーター、 チャネルといったPCを提供する側とそれを利用するユーザー企業は、‘故障時の製品サポート’という意味での付き合いはあったものの、基本的には『売って お仕舞い』『買ってお仕舞い』という関係でした。しかし、ビジネス・クライアントの重要性が増し、ニーズ、そして実際の運用・管理における課題が多様化し ている現在において、そうした旧態依然の関係はもはや通用しないと言っても過言ではありません。むしろ、ビジネスや運用・管理に及ぼすデメリットが増すば かりです。

 

コンピューティング環境における“セキュリティー・ホール”

 

このことを、IT環境の現状と照らし合わせながらさらに具体的に考えて見ます。ビジネスにITを積極的に取り入れている企業は、最新技術の導入に前向き で、特に、サーバーやネットワークといったインフラ部分に対しては、運用・管理の効率化やセキュリティーの強化が充分に図られています。また、そうした部 分で使われる製品 / ソリューションの技術革新も早く進み、導入や運用・管理に携わるエンジニアのスキル・アップに向けたトレーニング環境も整っています(図3)。

 

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一方、クライアント環境に目を向けるとインフラほど恵まれていないのが現状です。先述の通り、クライアントPCでは「売ってお仕舞い、買ってお仕舞 い」というのが、これまでの一般的な認識でした。また、日常的な管理はPCに詳しい社員や利用者自身に任せる企業も少なくなく、中にはベンダーからのサ ポートが終了し、最新のセキュリティー対策アプリケーションが利用できないような古いシステムを未だに使い続けているという企業も現実に存在するほどで す。近年のセキュリティー攻撃は、局所化と潜伏化、つまり、特定企業のシステムに内在する脆弱性、あるいは巧妙な詐欺的手口で社員の油断を誘ってマルウェ ア(悪質なプログラム)を侵入させ、密かに活動するタイプが増えていると言われています。そのため、いくらサーバーなどの基幹インフラに潤沢な投資を行っ ても、クライアント環境にセキュリティー・ホールを抱える企業は、そうした攻撃の標的となる危険性が高いといわざるを得ません。

 

もちろん、クライアント環境の運用管理やセキュリティーに気を配っている企業は、優れたクライアント管理ソリューションを導入することで、ある程度 の成果をあげています。ただし、それらは基本的にソフトウェア技術、つまり、管理コンソール・アプリケーションとクライアント向けエージェント・ソフト ウェアの連携により実現されているため、管理対象PCの電源が入っていること、そしてOSが正常に動作していることが前提となります。したがって、OS起 動前、あるいはOSがクラッシュしているような状態では、いかに優れた運用管理ソリューションでも対応することができませんでした。

 

‘空白の時間’を解消するインテル® vPro™ テクノロジーと対応ソリューション

 

そうしたソフトウェア・ベースのリモート制御における‘空白の時間’を解消し、さらに、クライアント環境のセキュリティー・ホールを埋めるのがインテル® vPro™ テクノロジーと対応ソリューションです。インテル® vPro™ テクノロジーを構成するコンポーネントは、業界をリードするインテルのプロセス技術により、省電力・高性能を可能とします。また、先に紹介したインテル® AMTによるリモート管理機能のほか、ソフトウェアの信頼性、つまり、ソフトウェアのコードに1ビットの改ざんもないことを保証する仕組みである「トラス テッド・コンピューティング」の基盤技術を提供する“インテル® トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー(インテル® TXT)”や、仮想化を支援する“インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (インテル® VT)”といった革新技術をいち早くサポートしています。さらに、管理コンソールと管理対象PCの標準インターフェースである“WS-MAN(Web Services for Management) ”、WS-MANを通じて送られてきたコマンドに応じて、PC内部のコンポーネントを制御するための標準規格である“DASH(Desktop and mobile Architecture for System Hardware)”は、インテル® AMTが提供する機能のサブセット的な位置づけとなります。つまり、インテル® vPro™ テクノロジーを活用することで、標準ベースの管理機能だけでなく、インテル® AMTが提供するプラスαの機能が利用できるようになります。このようにハードウェア技術で実現できる限りの管理・セキュリティーを凝縮することで、イン テル® vPro™ テクノロジー対応ソリューションは、ソフトウェア技術だけに頼った従来ソリューションの限界を払拭します。

 

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すでに、インテル® vPro™ テクノロジーに対応したソリューション構築のためのエコシステムは世界中で形成されています。日本においても内部統制やJ-SOX、CSR、京都議定書第 1約束期間の開始などを背景に、インテル® vPro™ テクノロジーへの関心は高まっており、さらなるエコシステムの充実が熱望されています。インテル® vPro™ テクノロジーが提供する様々な先進機能の価値は、ユーザーに最適化されたソリューションの中ではじめて最大化されます。そのための重要な使命を担っているのがSEの皆様なのです。

 

“匠道場”とは

 

ここ『インテル匠道場』は、インテル® vPro™ テクノロジーに関心を持っておられるSEの皆様のために開設された総合サイトです。『インテル匠道場』は、ユーザー企業やPCメーカー、システム・インテ グレーターなど、様々な場所で活躍しておられるSE、さらに最新のコンピューター技術を研究しておられる学術関係者など、幅広い方々に対して、インテル® vPro™ テクノロジーに凝縮された数々の最新技術に関する正しい情報を、いち早くお届けしていきます。また将来的には、会員の皆様同士が情報交換を行う場としてお 使いいただけるようなコミュニケーション機能のご提供も予定しています。

 

インテル® vPro™ テクノロジーの登場により、ビジネス・クライアントは新時代に突入しました。インテル® vPro™ テクノロジーを知ることで、ソリューション構築の可能性は、格段に広がります。そのための情報源としてインテル匠道場をご活用いただくことで、国内のエコ システムは、より充実したものになると期待しています。

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